京都市で一人暮らしする際に知っておきたいのこと

京都は誰しもが修学旅行で一度は訪れたことがある街です。
歴史があり、文化が根強く残っている京都市へ憧れを持っている人は多いのではないでしょうか。

そんな京都は関西でも有数の都市であると同時に大学が多く、学生の街でもあります。そんな街で、就職や進学を期に一人暮らしをする方に向けた京都のことをご紹介します。

京都タワーの見える景色

コンパクトで住みやすい京都

京都市の人口は全国上位10都市に入るほど多くの人々が暮らしており、それに伴って街も発展をしてきましたが、主要な都市機能が固まっているためとても暮らしやすい街になっています。

例えば、オフィス街や繁華街の密集している中心地、四条烏丸/河原町のエリアは自転車で2,30分程度走れば到着できる距離にあり、市内の遠いエリアからでも地下鉄やバスを通じてすぐにアクセスすることができます。
有名な百貨店や娯楽施設はもちろんのこと、すぐ近くに流れている鴨川で自然を感じることができるのも大きな魅力です。

鴨川/京都府ホームページ

市街地へ出ずとも、イオンやライフ、イズミヤといった商業施設が市内に点在しているため、買い物に困ることはありません。

スーパーでいうとフレスコやマツモトといった土着のお店が多くあるので、スーパーも便利にいつでも利用することができます。病院も京大病院から総合病院まで多く存在しているため、怪我や病気に悩まされた際も安心です。

京都人は移動手段として自転車を使うことが多く、その理由がこれらの施設が身近に存在しているからでもあります。
気軽に遊びに行く際や、通勤通学、何か緊急のことがあった時のためにも、自転車はすぐに購入することをお勧めします。

京都市に住んでいる人々

京都人は外から来た人の受け入れに厳しいイメージをお持ちかもしれませんが、全くそんなことはありません。
むしろ、外から来て京都に住んでいる人が多い実態があります。
その理由は企業や大学が多いという点もありますし、京都に憧れて引っ越してきた人も多く存在するからです。

もちろん、一部の格式あるエリアにはそういった文化は残っていますが、人の出入りが激しい分、一人暮らしをする上では受け入れてもらいやすい風土が存在しています。

大学生や若い社会人が集うカフェや居酒屋なんかも市内の各所に存在していますので、孤独な日々と戦う必要はなく、一歩外に踏み出せば色々な出会いが待っています。

そんな大学生や社会人も多くいる一方で、お年寄りが多いのも事実です。
バスなんかに乗っていますと、観光客か学生かお年寄りで占められることが多々あります。
多い理由としては元々、京都に住んでいる人を含め、定年退職後に引っ越してくる人も多く存在するため、比率が高いように感じます。
コンパクトで住みやすく、都市としての文化もあるといった理由から地元へ戻ってくる人が多いことも理由の1つです。
京都は人を通じて、昔からの伝統と新しい風が吹き込まれること環境を持っているがゆえに、人々を飽きさせないのでしょう。

厳しい気候も京都ならでは

次は気候についてです。
観光地としての情報は溢れている一方で、年間を通じての気候は住んでみないとなかなか分かりません。
一言で言うならば、夏は暑くて冬は寒い、暮らすには気候がやや激しい環境です。

京都市は三方を山に囲まれた盆地に位置しているため、夏は湿度が高くムシムシしています。

空調無しの部屋にプリントを置いておくと、気付いたらふやけてしなしなになっていることがあるくらいの暑さと湿度が京都の夏です。7月の祇園祭を越えたあたりに梅雨明けを迎え、夏本番がやってきます。

京都祇園祭

冬はというと、雪こそ年に1回降るか降らないか程度ですが、背筋から冷えるような厳しい寒さがあります。
特に寝る際には、「底冷えってこういうことなのか」と実感するほどの寒さがじわじわとやってきます。
冬の寒さは年が明けた1月の中旬から2月までがピークでして、雪国出身者が悲鳴を上げるほどの寒さが続きます。

とはいえ、春は穏やかで桜の名所がたくさんあり、秋は街全体が金木犀の香りに包まれ、桜や紅葉を見に来る観光客でにぎわいを見せます。
気候は確かに厳しいですが、それに合わせた風物詩やイベントが多いのも京都の魅力で、1年間を通じて飽きることなく楽しむことができるのが大きな魅力です。

まとめ

普段は観光地や歴史都市としてのイメージが強い京都ですが、実は街がコンパクトで生活がしやすい一面があり、住んだからこそ実感できる魅力がたくさんあります。

一方で気候が厳しい現実もありますが、夏の暑さは対策をすれば乗り切れますし、鴨川の川床や祇園祭といった風物詩も待っています。

冬の寒さ対策はもちろん、雪の積もった寺社仏閣は、普段の倍以上の魅力が出ますし、そんな場所にタイミングを図らずにすぐ行けるのは住んだ人の特権です。

京都で一人暮らしができるのも何かの縁ですし、誰しもができることではありません。
是非、そんな機会を存分に楽しむためにも、これらの情報を参考に万全の準備をして、京都での生活を楽しんでみてください。